ワンちゃんの皮膚炎がいつまで経っても
良くならない…
たまに動物病院にいって治療をしていても、
一向に皮膚炎が改善されないワンちゃんがいます。
ワンちゃんが薬や薬用シャンプーでも
皮膚炎が治らない場合の飼い主にできる
ケア方法を紹介したいと思います。
犬の皮膚炎がずっと治らない時のケア方法は?
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愛犬の皮膚炎が病院にいっても治らないとなると、
ワンちゃんがかわいそうで困ってしまいますよね…
飼い主さんもできるケアを一度見直してみてはいかがでしょうか?
■アレルギーがないか詳しく調べる
アレルギーが原因で身体の中で炎症反応を起こし、
その結果皮膚炎を起こすワンちゃんは多くいます。
とても強いアレルギーではないけれど、
少し反応していて皮膚症状としてかゆみが出たりなど。
なかなか治らない皮膚炎は、アレルギー検査で
項目を多くしてきちんと正確に調べてもらいましょう。
アレルゲンを排除していき、様子を見ます。
■シャンプーの刺激が強すぎないかチェック
普段使っているシャンプーの成分が強すぎることがあります。
ワンちゃんは皮膚の薄い動物ですから、
刺激の強いシャンプーでかんたんに皮膚が荒れます。
特にワンちゃんに必要な皮脂まで落としてしまう、
ペットシャンプーには注意しましょう。
ラウリル硝酸塩などの成分は石油成分で作られた
刺激の強いシャンプーです。
もし、皮膚が荒れているワンちゃんに使用しているのなら、
シャンプーの見直しをしましょう。
■身体の免疫力が落ちていないかもチェック
ワンちゃんの身体の免疫力が落ちてしまって
皮膚炎を発症していることもあります。
細菌性皮膚炎など、常在菌が原因の皮膚炎は(脂漏症やアラカス症など)
もともとワンちゃん自身が持っている細菌に
皮膚を荒らしてしまっているんですが、
免疫力の強い健康な犬であれば皮膚炎にはかからず
強い皮膚のままです。
ところが、加齢やストレスなどで免疫力が弱くなると、
皮膚そのものの抵抗力も低下して皮膚炎にかかりやすくなります。
そのため、犬の免疫力を向上させるために、
犬用サプリを与えてみるのもいい方法です。
■他の動物病院のセカンドオピニオンを聞いてみる
今の動物病院でずっと皮膚炎が治らないのなら、
思い切って他の動物病院のセカンドオピニオンを聞いてみるのも
一つの方法です。
まれですが、犬の疥癬症を知らなかったり、
アラカス症を見抜けなかったという声も聞こえます。
いつもお世話になっているから、などと考えず
人間でもセカンドオピニオンは当たり前の現代ですから、
愛犬についても柔軟に対応するべきですね。